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〒920-0831石川県金沢市東山3丁目9-35
馬場校下は 浅野川・ひがし茶屋街・卯辰山を地域とし、金箔・九谷焼・加賀友禅 職人の住む 加賀百万石の伝統文化を引き継ぎ、三文豪の 泉鏡花・徳田秋声・尾山篤二郎 が学んだ文学的なところです。
『馬場』の由来は 藩政時代、城内・城下に いくつもの馬場(馬術練習場)があり、特に有名であった浅野川の馬場を「東馬場」または「関助馬場」または「浅野川馬場」といい、佐賀関助が荒廃していた馬場を再興し長さ約三〇〇米、幅二十四米の大きな調馬場えお造った。前田利常が駿馬を好んで、ここを訪れたこともある。 馬場の砂入れの入札が寛文4年(一六六四年)の行われていることから、この頃の成立であろう。 川に面して造られたのは馬に水を飲ませたり、馬の体を洗うのに都合が良かったからでしょう。
犀川付近の法船寺馬場を「西馬場」と呼んだのに対し 「関助馬場」を「東馬場」と名付けました。そこから、『馬場』の名が付けられたという。
馬場校下には、卯辰山と浅野川の美しい自然と寺院群・史蹟群が点在する詩情豊かな古い街で加賀藩の大名が通った道が校下の真ん中を南北にはしっています。城下町金沢には 浅野川・犀川の二大河川が流れ、その一つ浅野川に面し、北の玄関口としてその役割を果たし、古くから賑わってきたのが私たちの住む馬場校下です。
加賀藩は徳川氏に従順を示すため、その証として尚武より、学問・芸能・美術・工芸の奨励に力を入れてきたので独特の文化が華を咲かせました。
平成十三年十一月には「東山ひがし」地区が 平成二十三年十一月には「卯辰山山麓寺院群」地区が 国から『重要伝統的建造物群保存地区』に選定され、ますます歴史や伝統文化の学習が出来る恵まれた校下でもあります。
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